家系図作成サポート
遺言書で自分の次の世代へのメッセージを書くと、ふと自分がどこから来て、どのようにしてここにいるのかについて想いを馳せることがあります。
先祖のことを想うことは改めて自らを知ることになる発見の旅にもなります。
自分から出発した旅は、
1代前:父母→2代前:祖父母→3代前:曾祖父母→4代前:高祖父母→・・・
1代前は2人→2代前は4人→3代前は8人→4代前は16人→4代前は32人、
5代前は64人、6代前になると128人と、どんどんと広がっていきます。
遺言書作成においては遺言者の推定相続人調査で辿るのは遺言者の誕生時までの直系血族3代前あたりの先祖です。
戸籍で辿れるのは、戸籍が残っていれば最大6代前くらい、明治時代初期から江戸時代末期です。
セルフ家系図のススメ
家系図作りの醍醐味は、ご本人が先祖を通して自らを知っていくことです。
家系図というモノではなく、ご本人の先祖を巡る心の旅そのものが大切です。
当事務所の家系図作成サポートは、遺言作成の際の推定相続人調査で辿る範囲、つまり下の図の➀春家または③秋家の三代前までの直系血族の戸籍を収集して、作成した家系図をご依頼者に提示します。その上でご本人が自らでさらに辿るか、当事務所に依頼するかを判断していただくサービスです。
戸籍調査の仕方についてはアドバイスいたします。
①春家
②夏家
③秋家
④冬家
上の図をご覧ください。
① ご本人の父の父方の父系」春家
②「ご本人の父の母方の父系」夏家
③「ご本人の母の父方の父系」秋家
④「ご本人の母の母方の父系」冬家
ご本人は春さんになり、お父さんも春さん、お母さんの旧姓は秋さんですね。
この① ② ③ ④ が、本人の両親のそれぞれの父方の直系血族で系統です。
夫婦別姓が議論される時代に恐縮ですが、日本はずっと父系社会、戸籍も父系ですから家系図の多くは父系で作られます。系統とは父系の名字を辿ることです。
ご本人の関心によって家系を辿ることで型に嵌らない家系図になります。
また、ご夫婦でそれぞれの家系を調査し、ご夫婦の家系図を作ると家族にとってもより興味あるものになります。この経験は遺言書の作成にも活かせます。
系統や遡る先祖の代を決めていただき、当事務所での調査も可能です。
なお、当事務所では戸籍が残る範囲での調査になります。
家系図ビデオ
これは番組制作者の行政書士ならではのサービスです。あなたが家系図作りの中で気になったり、発見した場所や人があれば、その場所や人についてロケすることも可能です。自らのルーツを記録した貴重な映像資料になります。